28歳で保険会社→乗合代理店へ転職
入社は何年ですか?
2005年の1月です。当時は28歳で、そもそも当社を担当する保険会社のソリシター※でした。
当社社長の勝本にフランチャイズ事業の立ち上げを手伝ってほしいと言われたことがきっかけでした。
1年迷った末、入社の決め手は2つありました。
当時誰も注目していなかった「来店型保険ショップ」はお客さまが求めているサービスであり、保険会社ではできない事業である、と直感したこと。
そしてどの仕事であろうと一生懸命やるのであれば、お客さま本位に徹した仕事に邁進したいと考えたことでした。
次々と新しい事業を任せられ
転職後もずっとフランチャイズ事業を?
いや、それが入社4年後には別の事業の立ち上げを翌年新卒入社が決まっていた大学4年生と任されました。。
入社当時も部下はおらず、私一人からの立ち上げでしたが、またほぼ一人からでした。(笑)
でも2つの新規事業の立ち上げに携われたことは、自分のキャリアに大きな影響があったと思います。
入社10年目で執行役員、2017年に取締役へ
現在のミッションは?
大きく2つあります。
1つ目は全社的な目線で、マネジメントに関わり、社内外で会社の顔として社長をサポートすることです。
2つ目はソリューション事業部という部門運営。
この部署は、当社が開発した保険分析・検索システム『保険IQシステム』の汎用版である「ASシリーズ」、「スマートOCR」等を
金融機関・企業代理店・保険会社・保険代理店等にそれぞれの用途に合うにカスタマイズしてソリューション営業しています。
成長 「会社と自分」
入社されてから今まで、会社や自分はどう変わりましたか?
実感として会社の成長と自分の成長はリンクしてきたと思います。
振り返ると会社の規模も少しずつ大きくなって、ある程度実務に携わらなくてもよい業務もあります。
事業立ち上げ時は、インフラやリソースがとにかく不足していましたので、少数精鋭で全員がフル稼働で「どう戦っていくのか?」が重要でした。
しかし一定規模になると、今度は初期から携わっている人だけに共有化されている暗黙知を如何に高いレベルで標準化するかが重要になります。
若いうちは自分自身の成長に主眼を置いていましたが、今は少しずつ部下が成長してくる姿がとても嬉しく感じますね。
前職の保険会社にそのままいたら・・・と考えたことは?
全くないですね。保険会社にいたら、最速でも40歳頃からやっと部下を持つ管理職になると思います。
私は、28歳の時から部下がいて、大半が年上という環境でしたので世代・性別に関係なく適応するマネジメントに早い段階で取り組まざるをえませんでした。
うまくできなくて、もがいたり悩んだりする日々でしたね。
社員との関わり方・指導法
社員とは日頃どんな関わり方を心がけていますか?
これは私のポリシーですが、年代・性別に関係なく、普遍的に接することを心がけています。
そのことで社員たちにも仕事の仲間として、敬意をお互いに持つ姿勢を示せればと思っています。
また、役職が上だから偉いとかではなく、役職とは台本が無い劇で与えられた役割を演じることが求められていると思っています。
応募する人にエールをお願いします。
当社は近い将来、保険ソリューションの分野でトップ企業になります。
初めからトップ企業に入社することも1つですが、倍速で経験を積み知識やノウハウが身に着く当社のような環境を選ぶことも1つです。
私より若い世代には、男女の別なく、是非チャレンジしてほしいですね。
プロフィールPLOFILE
- 取締役副社長 建部 賢二郎
- 1976年生まれ(おひつじ座・B型)
大学卒業後、INAひまわり生命(現 SOMPOひまわり生命)に入社。ソリシター※として、初任地・大阪を経て東京勤務。2005年1月にアイリックコーポレーション入社。CSC事業部(現FC事業部)課長。2010年AS事業部部長(現ソリューション事業部)。2014年執行役員に就任。2017年取締役に就任。2024年に取締役副社長に就任。2011年中央大学ビジネススクールにてMBA取得。
(2024年にインタビューした内容を掲載)
※保険会社の代理店担当営業